【始めよう資産形成】長期・積立・分散投資 資産形成のリスクを抑える極意とは!?

資産形成を始めたいけど、投資や運用はリスクがあってこわい・・・

と、なかなか一歩踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、リスクを抑えて資産形成を行うための3つの極意をご紹介します。

 

投資・運用で心配しているリスクとは?

「投資・運用はこわい」とよく耳にしますが、そもそもどうなることを怖がっているのでしょうか?

おそらくは「お金が減ってしまう」というリスクを怖がっている方がほとんどかと思います。

確かに資産形成をするうえで運用をしようとなると、元本保証がなかったり運用実績が確約されていなかったりと不安に感じるのも仕方ありません。

 

ですが、これから紹介する3つのポイントを押さえて資産形成をしていただくと、皆さんが心配している「減るかもしれない」というリスクを極力小さくすることが可能です。

 

ではその3つの極意は何なのか、早速見ていきましょう。

 

極意① 長期投資

長期投資はその名の通り、長期間にわたって運用を続けたり金融資産を持ち続けることを言います。

長く持つことによって次のようなメリットが期待できます。

 

1.安定した成長

「今日はマイナス、明日はプラス」といった短期的な売り買いが投資や運用と思っている方もいるのではないでしょうか。

しかしこのような短期的な資産形成は先を読むことが難しく不安定な点なためリスクが大きくなりがちです。

 

2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、2020年の新型コロナウイルスなど、日本や世界を大きく揺るがす出来事はいくつも起こっています。

短期的な視点で資産形成をしようとすると、このような打撃を受けた時に大きなダメージをうけてしまいます。

 

しかし長期的に資産形成を行うことで、このような打撃を受けたとしてもその後の回復や成長の恩恵を受け、結果として成長の幅が大きく上下することなく安定した成長を得ることが期待できます。

 

2.複利の効果

複利とは、運用によって生まれた利息も運用に回し、元本を大きくしていく運用方法です。長く続ければ続けるほど、この複利の効果も大きくなっていきます。

 

かのアインシュタイン博士が「複利は人類による最大の発明だ。」といったほど、味方につけると資産形成を大きく支えてくれる複利。長期運用でしっかりとその恩恵を受けましょう。

 

極意② 積立投資

積立投資は、自分が決めた間隔・金額で定期的に資産を運用に回す方法を言います。

「毎月○口ずつ」と量を一定に定める「定量購入」と「毎月○円ずつ」と金額を一定に定める「定額購入」の2つの方法があります。

その中でも後者の「定額購入」は「ドル・コスト平均法」といって積立投資の大きなメリットの一つになります。

 

ドル・コスト平均法の詳しい説明はまた改めてご紹介します。

 

積立投資によるメリットはこのほかにも以下が考えられます。

 

1.少額から運用が可能

毎月や毎年など、自分で決めた間隔で一定額を運用に回していくため、大きな金額を一度に用意する必要がありません。

そのため、自分のライフスタイルや経済状況の中で無理のない金額からスタートすることが可能です。

毎月数千円の積立からでも、積立×長期で続けることで大きな資産を育てていくことが可能になります。

 

2.自動的に運用を続けられる

多くの運用の場合、一度金額と期間を設定すると自動的に銀行口座から引き落としされたりカード決済されたりします。

このように資産形成を仕組み化することで、自動的に、言い方を変えると強制的に資産形成を続けることが可能です。

なかなかお金が貯められないと悩んでいる方や、気が付くと預貯金が無くなってしまうという方は、このように自動的に続けられる仕組みを取り入れることが大きなメリットになります。

 

極意③ 分散投資

分散投資は、一か所や一回ではなく複数個所・複数回に分けて運用を行う方法です。
運用の世界では「卵をひとつのカゴに入れるな」と言う格言があるほど、分散投資は資産形成を行う上で欠かせない方法になります。

分散には大きく3つの分散が挙げられます。

 

1.資産の分散

株式や債券、投資信託など、異なる特徴を持つ金融資産を複数組み合わせる方法です。このようにすることで、特定の資産が打撃を受けても他の資産によってその打撃をカバーし、ダメージを小さくすることが可能になります。

2.地域の分散

世界には206もの国と地域があります。
先進国や新興国、経済が好調の地域や低迷している地域など、その特徴は様々です。
日本国内だけで運用するのではなく、世界各地の地域にも資産を分散させることで、経済成長の波を受け資産を育てることができます。

 

3.時間の分散

一回で大きく運用に回すのではなく、何回かに分けて運用に回していく方法です。
積立投資にも通じる手法で、タイミングを分けていくことで特定のタイミングの良し悪しで運用が決まるような不安定さを抑えることができます。

3つの分散を上手に取り入れることで、資産形成のリスクを抑え、安定した成長を見込むことが可能です。

 

まとめ

今回は資産形成の3つの極意をご紹介しました。

長期・積立・分散投資は資産形成の基本の「き」とも言えます。

これから資産形成を始めよう、という方はこの3つを押さえて安定した資産形成を目指してはいかがでしょうか。

 

 

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