4月といえば、新生活のスタート。
新社会人としてこれから社会に出る方も多くいることでしょう。
仕事を充実させると同時に考えたいのがお金のこと。
「大人ならお金の管理が出来て当然」と思うかもしれませんが、実は出来ていない人が多いのも事実です。
今回は長い社会人生活を踏み出したばかりの20代に伝えたい資産形成の考え方をご紹介します。
20代の最大の武器は「時間」
20代の方は何よりも時間を味方につけることが最大のポイント!
世の中に出回っているほとんどのものはお金で手に入れられますが、時間だけは誰にでも平等であり、過ぎた時間を取り戻すことはできません。
社会人生活が始まったばかりの20代の方は、時間を最大限活用した資産形成から始めてみましょう。
1か月1万円でも10年経てば120万円、40年で480万円貯められます。
そこに「育てる」エッセンスを加えることで貯めた以上に資産を育てることが可能です。
時間を味方に出来るのは20代ならではの特権です。
使えるお金は減っていく!?
そうは言っても今は貯めるより使いたい!と思う方も多いことでしょう。
家庭を持つ前にたくさん遊びたい、趣味に没頭したい。
そんな気持ちで資産形成よりも使うことを優先していませんか。
それがいけない事とは言いませんが、そうであっても資産形成はぜひ並行して行っていきましょう。
なぜなら、一般的には年を取るほど自分に使える自由なお金が減っていくからです。
結婚をして家庭を持つ、子どもが生まれる、家を建てる…
年齢を重ねるごとに大きな支出も重なるようになります。
実際、子どものいるサラリーマンの月々平均小遣いが30,000円前後という統計があります。
ですが未婚の方の場合は平均45,000円。環境の違いで15,000円もの開きがあるのです。
収入は年功序列で上がっていくかもしれません。
しかし一方で年を重ねるごとに大切なものが増えると自由に使えるお金は少なくなっていきます。
逆を言えば大きな支出が重なる前、働き始めたばかりや結婚前の頃というのはお金を貯める絶好のタイミングなのです。
綱引きの原理を資産形成にも
資産形成を行うタイミングは綱引きによく似ています。
綱引きはお互いが全力で引っ張り合っている間は綱が動かず、ただ耐えなければいけません。
綱引きの勝機は相手の力が弱まったタイミング。
ここを逃さず一気に引っ張ることがポイントですよね。
資産形成も同じです。
マイナスに大きく力がかかっている状態でプラスに引っ張り上げようと思っても、なかなか思うようにはいきません。
40代・50代は住宅ローンや子どもの教育費などが重なる時期。
この支出が大きいタイミングで資産形成をしようとプラスに働きかけても、理想通りの資産形成は難しいものです。
一方、若いうちであればマイナスの力がそこまで大きくかかってこないため、資産形成を行いやすい時期といえます。
何より若いうちから資産形成を始めることで、それが習慣になり、支出の大きい時期でもそれほどストレスなく資産形成を行えるというメリットもあります。
まとめ
今回は20代の資産形成についてお伝えしました。
20代は資産形成を行う最大のチャンスです。
特にこの春新しい生活を始めた新社会人の方は仕事のスタートと一緒に資産形成をスタートする最高に旬な時期と言えます。
タイミングを逃さずに資産形成の習慣を身に着けていきましょう。
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