平成30(2018)年の平均寿命は84.2歳(男性81.09歳、女性87.26歳)、平成元(1989)年の平均寿命78.8歳(男性75.91歳、女性81.77歳)と比べ5歳以上伸びています。
現在の年金制度は、1985年の改定が元になっています。30年以上たち、少子高齢化や平均寿命の増加など、社会状況も変わってきており、その間、年金受給開始年齢の繰り上げ等などの改正が行われてきました。
さらに最近、厚生労働省は年金受給開始年齢を75歳へ繰り下げる検討を始めました。
これだけ聞くとあまり嬉しくはありませんが、実は65歳からの受給開始と比べ、毎月の年金額は2倍程度になるようです。いつから受け取ったら良いのか迷いそうな情報です。
現状65歳以降に繰り下げ受給を選択する方は1.3%。やはりもらえないと損…と感じる方が多いようです。
時代に合わせてゆっくりと状況も変わります。皆さんもよくご存知の「カップヌードル」の日清食品が5日、6月から希望小売価格の4~8%の値上げを発表しました。カップヌードル発売当初1971年の価格は100円。この頃は消費税もありません。それが今回の値上げで193円(税抜き)に、加えて10月には消費税10%に。
出ていくお金ばかりに目が向きがちですが、上手に変化を捉えて慌てず自分に合った準備をしていきたいですね。
弊社ではトレンドを見極め、具体的な試算など含め、皆様へ情報共有させていただいています。ぜひ弊社のコンサルティングをご体感ください。